脇田和さんアトリエ山荘

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毎年、脇田美術館でおこなわれる建築ワークショップ
12回目を迎える今回のテーマは「建築家・吉村順三とアメリカ」
吉村さんの源流を探るようなトークイベントでした。

その後、この日だけ一般公開される脇田アトリエ山荘の見学会へ。

実際に訪れてみると、うまく言えないのですが、
「これが吉村さんのつくる建築なんだなぁー」
という(わかりにくくてすいませんm(__)m)なんともいえない居心地の良さ。

話を聞くと、現場でギリギリまで検討をしながらの仕事だったそうで、
いかに実寸で考えることが大切かを改めて教わりました。

見学の制限時間は20分、居心地の良さに浸りながら、
それを生み出している要因を探しているとあっという間にタムアップ。

吉村さんの作品集で写真は見ていたのですが、
建築は実物を見ないとわからないということがよくわかります。

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ダイニングテーブルは折れ曲がったプランのコーナーに設けられ、
唐松の板をはった勾配天井はダイニングのところでぐぐっと頂点までのぼり、
そこから大きく外に開いた南の壁面まで緩やかに下っていきます。

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ダイニングのベンチソファーに腰掛けるとこんな感じ、根が生えます!

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中庭ではワインやチーズ、手作りのミネストローネなどなどが振る舞われ、盛り上がってます。
これを目的に来ているリピーターも少なくないとか。

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ピロティーにも暖炉が設えられ、火を囲む楽しい場所が仕掛けられています。

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おまけ、、、裏から見てもかわいらしい佇まいです。





みのわ建築設計工房  箕輪裕一郎
住所:〒485-0037 愛知県小牧市小針二丁目129番地
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by yuichiro-minowa | 2015-10-27 06:56 | studies | Comments(0)
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