大泉寺の家 屋根を考える

「屋根は出来るだけシンプルでキレイにかけたい」と常々考えています。
「雨を無理せずに振り分ける」、「雑味のないキレイな佇まいの家を目指したい」という理由から、
そのことを設計スタンスの一つとしています。

プランを練る時も、常に屋根のかたちを考えながら進めます。
専門的には「屋根伏せから考える」という言葉がつかわれたりしますが、
それが最優先になるとはかぎらないので、個人的には「屋根伏せも考える」の方がしっくりきます。

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大泉寺の家では、“寄棟屋根”と“切妻屋根”の2パターンの検討をおこないました。
写真は屋根を上から見たもの、左が“寄棟屋根”、右が“切妻屋根”、
ともに屋根の形状としては日本のスタンダードであり、雨から日本の住まいを守ってきた功労者です。

ちなみに、寄棟の方が模型をつくる時にかなーりの苦労があり、
すべての角がピッタリと合うと感動ものです(泣笑)

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これは切妻屋根、模型でみるとこんな雰囲気。
このかわいらしい佇まいが捨てがたく、施主(自邸なので)としてはとっても好み!

しかし、今回は、2階居室天井の形状、雨樋の落とし方、構造の組み方、家の佇まいなどの角度からの検討をおこない、“寄棟屋根”に軍配が上がりました!(寄棟屋根の模型写真はこちら







みのわ建築設計工房  箕輪裕一郎
住所:〒485-0037 愛知県小牧市小針二丁目129番地
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by yuichiro-minowa | 2015-08-18 11:24 | 大泉寺の家 | Comments(2)
Commented by ame-no-michi at 2015-08-18 16:05
屋根形状には雨のみちも検討材料になっているということですね。
嬉しいお話です。
Commented by yuichiro-minowa at 2015-08-18 17:31
ame-no-michiさん、雨のみちを素直にデザインできることが、寄棟屋根にした理由の一つでした!
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