あさひの杜

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静岡県富士市、お茶畑に囲まれ、眼下に駿河湾が広がる場所に、
「雑木の杜に佇む町並み」をコンセプトにし、ともに暮らすことを大切にした町が誕生します。

学生時代、町並みを考える三井所研究室に所属していた僕にとっても、
「町並み」は設計活動の一つのテーマとして大切にしていることです。

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監修は尊敬する建築家の 田中敏溥 さん。
向こう三軒両隣りのいい関係のある美しい町並みを実現するために、
いくつかの「町づくり・家づくりの作法」を定めています。

例えば、駐車スペースをポケットパークとすることで、
駐車していない時は町並みを形成する重要な空間となります。
そこが散歩道になったり、子供の遊び場になったり、木陰が夕涼みの場所になったり、
みんなを誘って花火をする場所になったり、、、、いろいろな場所になりえると思います。

みんなで自分の敷地を町の為に少しだけお裾分けし、それがつながることで、
より愉しくて豊かに暮らすことの提案です。

このプロジェクトを聞いたとき、子供の頃、近所の庭を通り抜けて遊んでいたことを思い出しました。
怒られることも多々ありましたが、町内全体が遊び場でとっても楽しかった記憶があります。

田中さんが言われるように「町はみんなのもの」と捉えた、
どこか懐かしい暮らし方があってもいいと思います。

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町を彩るのは雑木の杜の木々達。
各区画に3本づつ雑木を植えることで、雑木の中に佇む町を目指しています。
手がけるのはこの町のオーナーであり、造園家である 旭華園の渡邉 政和 さん。
渡辺さんのお話を聞いていると、日本には二十四節気七十二候という季節を表す言葉があるように、
自然のうつろいも多様で愉しく思えてきます。
最近、造園・植物好きな人への道を驀進しておりまーす。

そんなプロジェクトにみのわ建築設計工房も協力設計事務所として参加します!
愛知近辺(でなくても)で、その取り組みに共感し、
そんな町で暮らしたいという方のお問い合わせをお待ちしております。

あさひの杜のHP

コンセプトブックの用意もあります。
ご希望の方にはお送り致しますので下記までご連絡くださいませ。



みのわ建築設計工房  箕輪裕一郎
住所:〒485-0037 愛知県小牧市小針二丁目129番地
電話:0568−85−7705 FAX:0568−77−7024
メール:kobo@minowa-arch.com

by yuichiro-minowa | 2015-07-07 12:08 | あさひの杜 | Comments(2)
Commented by ame-no-michi at 2015-07-08 15:20
先日はありがとうございました。
これって私ですね(笑)。
Commented by yuichiro-minowa at 2015-07-08 16:28
ame-no-michiさん、こちらこそありがとうございました。
ご名答です(^^)
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